第四回Ques 参加してきました
第四回Ques に参加してきました。
会社の業務で遅刻したため前半の機械学習の自動化についてはほぼ終わり際のみですが。。
Mobageの自動化周りに話は面白かったです。
特にスマートフォン周りは業務で経験が無いため非常に参考になりました。
では以下メモ。
第一部.機械学習実装のテスト自動化
株式会社ALBERT システム開発部・コンサルティング部 システム開発チーム
小宮 篤史さん
※途中から参加したためこれより前の話は不明....
機械学習のテストはホワイトボックステストを行う。
分岐だけでなく数値計算に気をつける。 例えばこういった計算。
doubel v; v = 1 / 0.0; // Infinity v = 0.0 / 0; // Nan v = 1 + 0.000_000_000_000_000_09; //1.0 Math.exp(800); // Infinity Math.log(0); //Negative infinity Math.log(-1); //Nan
機械学習のテストは業務システムとは異なる知識を求められる。
QAの知識を十分には活用することはできる。
精度を求めるにはアルゴリズムの分析レベルではロバストかどうかは求める。
Q&A
確実なベースラインを作るのは難しいのでは?
ベースラインではパーセプトロン分析を使う。
パーセプトロンが正確なものかの検証をキチンと分析のフェーズでする。
テスト自動化はその後のフェーズ。
どこまで機械学習でできるの?
スパムか正解メールかの分類は人間が行うしかない。(アカデミックでは研究されてるかも)
それと同じ結果になるかをテストする。
統計サイドのエンジニアが意識すべき観点は?
関数の帰ってくる値を認識して欲しい。上記のMath.expなど。
あとはパフォーマンスを意識して欲しい。
第二部.Mobageオープンプラットフォームでのテスト自動化
DeNA システム本部 品質管理部 SWETグループ
中川 勝樹さん
twitter @ikasam_a
github github@masaki
Mobageオープンプラットフォームとは
- Mobageでゲームを公開できる仕組み
- http://developer.dena.jp/mbga/
- 色々なデバイス対応
海外にもプラットフォームを展開。
SWETって何?
DeNAのテスト専属チームのこと。
当初3人から20人へ拡大中。
立ち上げ背景
- オープンラットフォームのグローバル展開
- 大規模システムの拡張とリファクタリング
- デリバリーのスピードを落とせない
- 検証の属人性の解消
➡ テスト専門チームの立ち上げ
Mission
- End to End テストを確率する
- テストを徹底的にに自動化する
テストしやすい環境を提供する
テストしやすい環境とは?
- 単体テストのREDが消えない問題 QCDの優先順位でREDのまま
- リリーススピード
- CI環境の整備
何故独立チームなのか?
- 横串チームによる戦略的な他プロダクトへのテストノウハウを横展開するため
そもそもSWETってどういう意味?
Software Engneer In Test
Missionは Quality Assurance
他の会社の読み方違うけど役割は同じ
company | Team | Name |
---|---|---|
SET | Software Engneer In Test | |
MicroSost | SDET | Software Development/Design in Engneer Test |
DeNA | SWET | SoftWare Engneer In Test |
SETの役割
TE(Test Engneer)の役割
- テストファースト
- テストを自動化していく
- テスト結果に関わる
- テスト実行をドライブする
TEと違いSETは開発者にフォーカスしている
- 個々の質を上げる
- 開発者のテストをしやすくるする
Developer Productivity
技術基盤など開発の生産性向上を行う
SWET = SETの役割 + TEの役割
SETはテストに絞ったDeveloper Productivity向上のためのチーム
テスト対象の開発もできるぐらい技術と仕様を理解できる
プラットフォームテスト自動化戦略
対象領域 1. WebAPI 2. Web Application 3. Mobile Web 4. Client SDK
意識していること
- 適切なシステム分割をする
- システムビッグバンを避ける
- サーバで完結できるところはサーバで
- WebAPIの機能テストはクライアント無しで
- ブラウザを使う場合は実記で
スマートフォンテスト自動化
テスト対象によってテスト方法も異なる
1.WebAPI, Webアプリ
ブラウザの自動化技術をそのまま使う
Capabilityでドライバを選択 ブラウザによってDesiredCapabilityを選択
DesiredCapabilities capability=DesiredCapabilities.internetExplorer(); capability.setCapability( InternetExplorerDriver.INTRODUCE_FLAKINESS_BY_ IGNORING_SECURITY_DOMAINS, true); WebDriver webdriver = new InternetExplorerDriver(capability);
2.ネイティブアプリ、SDK
- アプリの操作を自動化する
- 外部からプロセスにアタッチして操作
- テスト用ライブラリを埋め込んで操作
- Calabash
- 自分たちでコードを弄れる場合のみ
- ただしアプリ改変になるため一部にするなど考える必要がある
最近はAppiumを使って直接プロダクトコードには手を加えない
SDKでは
- ライブラリを組み込んだテストアプリを作成
- ライブラリの機能を網羅できるようにつくる
- テストアプリの操作を自動化
- あとはネイティブアプリと同様
ブラウザテストはRubyでやっているのでそれを流用している
httpのアサーションなどブラウザ単体ではできない部分のため
セッション情報を渡して途中からMechanizeに切り替えてテストをしている
Q&A
プロダクトの改修などとの関わり方は?
SWETチームから各プロダクトチームに1名派遣されている SWET同士で情報交換をしている
テストだけだとモチベートしにくいのでは?
あくまでもプロダクトを出す事が目的。関わり方が違うだけと話している。
テストコードのメンテナンスはどうしている?特にGUIは変更が多いが?
テストに強い変更をする。 テスタビリティの高い設計をメンバーにインプットしている。 設計レビュー、コードレビューもしている。
Appiumが動かないAndroidはどうする?
Selendroidを組み合わせて使う。書き方が変わる部分はフレームワークを開発して対処。